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2013-11

中東調査会講演会情報「総理のトルコ訪問及び最近の東地中海・北アフリカ情勢」

【参考情報】

中東調査会が12月9日に開催する中東情勢ブリーフィングで

向 外務省中東第一課課長による講演がありますので

お知らせ致します。

 

「12.09 中東情勢ブリーフィング(向 外務省中東第一課課長)」

中東調査会は、外務省中東アフリカ局中東第一課の

向賢一郎課長をお招きして、下記の通りの講演会を

開催いたします。

向課長には、管轄しておられる東地中海・北アフリカ

地域の最近の動向に加え、10月末の安倍首相のトルコ訪問に

ついてもお話して頂く予定です。

  (記)

講 師:向 賢一郎 氏(外務省中東アフリカ局中東第一課長)

日 時:2013年12月9日(月)14:00-15:30

演 題:「総理のトルコ訪問及び最近の東地中海・北アフリカ情勢」

場 所:千代田区内幸町2-2-1 プレスセンター・ビル6階

    フォーリン・プレス・センター 「コンファレンスルーム」

(東京メトロ霞ヶ関駅C4出口、都営三田線内幸町A6出口)

(日本プレスセンター・ビルには外来者用の駐車場がありませんので

お車でお越しの場合は、付近の駐車場をご利用下さい)

主 催:公益財団法人中東調査会

参加費:法人・個人会員2,000円、非会員3,000円

お申込方法:下記にご記入の上、中東調査会宛に返信

 

※参加受理のご連絡はいたしません。お申し込み完了次第、

ご登録完了となります。

※定員に達し次第、締め切らせていただきますのでご了承

ください。申込み者数が定員をオーバーした場合は、お申

込をお断りする場合がございます。

※本参加申込用紙にご記入いただいた個人情報につきまし

ては、適切に管理し、当講演会に関する業務のみに使用い

たします。

FAX:03-3371-5799、E-mail:LDA03532@nifty.com

(お問合せ先TEL:03-3371-5798、中島)

 

12月9日  中東情勢ブリーフィング お申込用紙

氏名:

会社名:

部署名:

E-mail:

TEL:

FAX:

 

【講師略歴】

 

向賢一郎(むかいけんいちろう)

昭和42年2月4日生

出身地石川県

平成

元      8      外務公務員採用?種試験合格

2      3      京都大学法学部卒業

    4      外務省入省

15    11    北米局日米安全保障条約課首席事務官

18   1      大臣官房外務大臣秘書官事務取扱

    7      国際連合日本政府代表部一等書記官

19    1      参事官

21    7      アジア大洋州局南部アジア部南西アジア課地域調整官

22    6      アジア大洋州局中国・モンゴル課企画官兼国際協力局

国別開発協力第二課(アフガニスタン支援室長)

23    7      在イラク日本国大使館参事官

24    9      中東アフリカ局中東第二課長

25  8   中東アフリカ局中東第一課長

 

トルコ共和国建国90周年記念 第61回トルコの夕べ(11/27)開催のお知らせ

「共和国トルコが引き継いだオスマンの遺産」
講師:新井政美 東京外国語大学大学院教授
 
本年10月29日に、トルコ共和国は建国90周年を迎えました。

第61回「トルコの夕べ」では、新井政美先生をお迎えし、

「共和国トルコが引き継いだオスマンの遺産」をテーマにご講演を頂き、

共和国史とその背景についての理解を深めたいと思います。

《講演内容》
多宗教・多言語のイスラム国家オスマンが滅亡し、その燻る灰の中から

近代的国民国家トルコが不死鳥のように誕生したというのが、ある時期まで

喧伝されていたステレオタイプでした。

しかし今では、トルコ共和国がさまざまな点でオスマン末期からの連続性の中で生まれ、

発展したことが確認されています。ただ、トルコ共和国の公的な歴史観は、

長く共和国誕生をトルコ史の画期であると強調し、

オスマンとの断絶の面を、やや過大に評価する傾向があったようです。

今回の講演では、ナショナリズムとイスラムの問題に焦点を絞って、

共和国トルコがオスマンから引き継いだ遺産の取り扱いをめぐっていかに迷走してきたか、

しかしその迷走の果てに、優れた調整能力を発揮しかけているようにも見えることをお話ししてみたいと思います。

《講師紹介》
新井政美(あらい・まさみ)
1953年生まれ。東京大学文学部卒業。
東京大学大学院博士課程在学中の1979年から2年間、文部省(当時)給費留学生としてイスタンブル大学に留学。
大阪市立大学文学部助教授等を経て、現在東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。
著書に『青年トルコ時代のトルコ・ナショナリズム』(Leiden/Istanbul)、『トルコ近現代史――イスラム国家から国民国家へ――』(みすず書房)、『オスマンvs.ヨーロッパ――《トルコの脅威》とは何だったのか――』(講談社選書メチエ)、『オスマン帝国はなぜ崩壊したのか』(青土社)、『イスラムと近代化--共和国トルコの苦闘』(講談社選書メチエ)、『父は信長』(講談社/学陽書房)、訳書にジェム・ベハール『トルコ音楽にみる伝統と近代』(東海大学出版会)がある。

【 記 】
日 時: 2013年11月27日(水) 18時受付開始 
講演会 18:30〜19:30  懇親会 19:45〜21:00
場 所: 伊藤忠ビル(東京都港区北青山2-5-1   東京メトロ銀座線 外苑前駅4a出口すぐ) 

申 込: 日本・トルコ協会事務局へ、文書(電子メール)にて、下記事項(【1】〜【5】)を明記の上、 11月25日(月) までに事務局へご送付下さい。お申込を頂いた方には、申し込み受付のご連絡と当日のご案内を送付致します。【事務局 電子メール info@tkjts.jp

【1】件名に「トルコの夕べ(11/27)参加希望」と明記をお願いします。
【2】 氏名  
【3】会員/一般 
【4】住所
【5】電話番号(日中連絡先)

*お申込いただいた方には、折り返し、申込確認のご連絡を致します。
*無断でのキャンセルされた場合は会費を申し受ける場合がございます。ご了承下さい。

会 費: 会員およびその家族3,000円、一般4,000円

*当日はお釣りのないよう、ご準備をお願い致します。
*講演会のみ出席ご希望の場合は、申込時にお申し出下さい。(講演会のみのご参加:1,000円)
★【注意事項】 セキュリティーの都合上、必ず事前にお申し込み下さい。

 

日本イスラム協会公開講演会「トルコの歴史と文学」

日本イスラム協会の催しをご案内します。


「トルコの歴史と文学―16-21世紀」

多民族・多宗教のオスマン帝国から現代に至るまでのトルコで展開された文芸活動の一端を紹介します。

● 講演者と演目

・宮下遼「トルコ文学の中のイスタンブール:文学的言説空間からのアプローチ」
最初にイスタンブールという都市の基本情報を手短に述べつつ、「オスマン語」、「トルコ語」の文学という

メイン・ストリームの中で描かれたイスタンブールの姿を16世紀から通時的に現代まで見渡していく。

・佐々木紳「近代トルコの文学と言語:多元的理解に向けて」
19世紀オスマン帝国の多言語・多文字社会における文芸のあり方を考えながら,

トルコ語・ギリシア語・アルメニア語・フランス語等で形作られる「オスマン文学」の世界を俯瞰し,

併せて 同時代の新聞雑誌(とくに諷刺新聞)についても紹介する。

日 時:2013年11月24日(日)午後2時00分~4時30分

会 場:東洋大学白山キャンパス8号館地下1階 8B11教室

(東京都文京区白山5-28-20)

*入場無料 (申し込み不要) お問い合わせは日本イスラム協会まで

 主催:日本イスラム協会
共催:東洋大学アジア文化研究所

 http://www.gakkai.ac/islamkyokai/