日本・トルコ協会 | The Japan-Turkey Society

 
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ビザンチンの皇帝たちは給水施設の建設に力を注ぎ、広大な設備を整えた。

黒海に近いベルグの森の豊富な水源から貯水池に水を引き、配水管や水道橋を使い都市の貯水槽へためた。オスマン帝国のスルタンたちは市街地にたくさんの泉亭をつくり、水道橋や貯水池の組織網をさらに発達させた。その貯水池の中でもイェレバタン・サライは最も大規模で立派なものであり、ビザンチン時代の中心地にある。現在内部は照明がなされ足場板が渡されて、くまなく歩けるようになっている。


ヴァレンス水道橋
黒海沿岸のカルケドンの城壁を取り壊し、その石をコンスタンチノープルへ運びヴァレンス水道橋や貯水槽の建設に用いた。(写真 森山英一)


イェレバタン・サライ(地下宮殿)
ビザンチン時代には大聖堂の貯水池と呼ばれていた。コリント式柱頭が付いている柱も多く、アーチとドームはレンガ造りで、ヴァレンス水道橋とつながっていたものと思われる。(写真 Ted)

メドゥーサ頭部像
この像も黒海沿岸の町カルケドンの城壁の石材かもしれない。神話に由来してこの地下にある二つのメドゥ-サは見る人が石にならないない様、横向きか逆さまになっている。(写真 Ted)


▶特集 BACKNUMBER
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01 
第二ボスポラス大橋
02 
アヤ・ソフィア大聖堂
03
トプカプ宮殿
04 
ブルー・モスク
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05
グランド・バザール
06
ドルマバフチェ宮殿
07 
テオドシウスの城壁
 

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special 01
パムッカレ
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ギョレメ国立公園と
カッパドキア
special 03 
イェレバタン・サライと
水道橋
 



 
 
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