
イスタンブルにあるアジアとヨーロッパを結ぶ橋、第二ボスポラス大橋。日本のODAのもと、IHI、三菱重工業、日本鋼管、伊藤忠商事と現地の企業の協力により1988年に建設されました。全長1,510メートル、幅39メートルの、車両専用(8車線)の吊り橋です。イスタンブルの町の人々には、「日本とトルコの友好のシンボル」として知られています。
この橋には、日本人とトルコ人の作業員が見事な連携により、予定よりも半年も早く完成したというエピソードがあります。トルコ人の勤勉さや、日本人とトルコ人のチームワークの良さを象徴しています。現在は㈱IHIが日本政府のODAで耐震補強工事を行っています。なお、同じ年に開通した瀬戸大橋とは姉妹橋にあたります。
この「第二の橋」のそばには、オスマン帝国のメフメト2世が建てた要塞ルメリ・ヒサルがあり、美しい景観をつくっています。
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