2024年7月6日開催第286回 アナトリア学勉強会のご案内(Zoomライブ配信)【終了しました】 | 日本・トルコ協会 | The Japan-Türkiye Society日本・トルコ協会 | The Japan-Türkiye Society

大正15(1926)年に「日土協会」として設立された民間の非営利団体です。日本とトルコの友好関係増進のため、様々な活動を行っています。

お知らせ

2024年7月6日開催
第286回 アナトリア学勉強会のご案内(Zoomライブ配信)

 

今回の勉強会では4月下旬に始まったビュクリュカレ遺跡の今シーズンの発掘について松村公仁隊長が現地から報告します。
皆様のご参加をお待ちしております。

 

(公財)中近東文化センター附属
アナトリア考古学研究所
大村 幸弘

 

 

日 時: 2024年7月6日(土) 午後2時〜午後3時(日本時間)
参加方法:Zoomライブ配信
ビュクリュカレ遺跡(トルコ共和国)からの配信となるため、ネット環境が不安定になる場合があります。途中、配信に不具合がおこる可能性もありますので、予めご了承下さいますようお願い申し上げます。

 

発 表:「2024年ビュクリュカレ遺跡発掘調査—発掘現場からの中継」
今シーズンのビュクリュカレの発掘調査は、4月29日から開始しました。遺跡の上の町からは、これまでの調査で約2800年前の鉄器時代にキンメリア人によって建設したと考えられる堅固な城塞が確認されています。その城塞をキンメリア人が建設する際、その前の時代、つまり約3500年前のヒッタイトの建物を取り壊し、それらの取り壊した際に出た資材は城塞の補強のために使用していることが明らかとなっています。その補強に使ったヒッタイトの資材の中から楔形文字の刻まれた粘土板文書が、今シーズンも出土しています。また、ヒッタイトの建物はキンメリア人によって根こそぎ全てが取り外されているわけではなく、建物の基礎部分が残されています。それらの建築遺構を精査しますと、ヒッタイトは3500年前にかなり大きな建物を三度に渡って作り上げていたことが明らかになりつつあり、現在盛んにそれらの調査を行っているところです。今回の勉強会では、ビュクリュカレ遺跡から中継で現在発掘調査がどのように行われているかをお話しします。

 

発表者:松村公仁(まつむら・きみよし)アナトリア考古学研究所研究員、ビュクリュカレ遺跡発掘隊長

 

定 員:300名(先着順)

 

<申込要領>
*アナトリア考古学研究所 ( tokyo@jiaa-kaman.org )へ電子メールにて、7月3日(水)までにお申し込みください。

 

*申込メールは、件名を「第286回アナトリア学勉強会」とし、
本文に ①氏名 ②所属(一般/学生 , 大学・所属団体等) ③E-MAIL ④電話番号  を入力下さい。 

 

*お申し込みを確認後、受付完了のメール(tokyo@jiaa-kaman.org のアドレスより返信)をお送りします。
 受付完了メールを以って、参加可能となります。ネット不具合等の場合もありますので、
  3日経っても当研究所よりメールが届かない場合は、再度メールにてお問い合わせください

 

*なお、今回はZoomライブ配信のみとなりますのでご注意下さい。

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(公財) 中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所
〒181−0015 東京都三鷹市大沢3-10-31  開館日:月・火・水・金
TEL: 0422-32-7665  / FAX: 0422-31-9453
E-mail: tokyo@jiaa-kaman.org
http://www.jiaa-kaman.org/
※お問い合わせ等は上記メールアドレスにお願い致します。

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