2023年5月27日開催第278回 アナトリア学勉強会のご案内(Zoomライブ配信)【終了しました】 | 日本・トルコ協会 | The Japan-Türkiye Society日本・トルコ協会 | The Japan-Türkiye Society

大正15(1926)年に「日土協会」として設立された民間の非営利団体です。日本とトルコの友好関係増進のため、様々な活動を行っています。

お知らせ

2023年5月27日開催
第278回 アナトリア学勉強会(Zoomライブ配信)

 

5月に入りアナトリア高原も大分暖かくなってきました。第14次ビュクリュカレ発掘調査は、4月26日に開始、現在、ヒッタイト帝国時代の文化層を中心に発掘を行っているところです。今回の勉強会では、ビュクリュカレの発掘が現在どのように進められているかを松村公仁隊長が現地から報告します。皆様のご参加をお待ちしております。

 

(公財)中近東文化センター附属
アナトリア考古学研究所
大村 幸弘

 

 

日  時:2023年5月27日(土) 午後3時〜午後4時(日本時間)
参加方法:Zoomライブ配信
※ビュクリュカレ遺跡(トルコ共和国)からの配信となるため、ネット環境が不安定になる場合があります。途中、配信に不具合がおこる可能性もありますので、予めご了承下さいますようお願い申し上げます。

 

発  表:「第14次ビュクリュカレ遺跡発掘調査(2023年):アナトリアからの現場中継」
「第14次ビュクリュカレ遺跡発掘調査は、4月26日に開始しました。今回の勉強会では、ビュクリュカレの発掘現場の進捗状況をご覧頂きたいと思います。
今シーズンの調査目的は二つあります。
 一つは、粘土板文書、印影、他の出土遺物からビュクリュカレのヒッタイト時代を復元することです。
 二つ目は、ヒッタイト時代の断片的に検出されている建築遺構をつなぎ合わせて建物の全体像を復元することです。
 今シーズンも多くの遺物が出土しておりますが、現段階では粘土板文書、印影は見つかっておりません。これまでの発掘調査で出土しているいくつかの粘土板にはミタンニで使用されていたフリ語が刻まれており、ビュクリュカレとミタンニとの関係が朧げながら浮かんできています。アマルナ文書からシリアのミタンニとエジプトとは外交関係があったことは明らかになっておりますので、今後のビュクリュカレのフリ語に関する粘土板文書の出土は、ヒッタイト、ミタンニ、そしてエジプトの関係が一段と鮮明になるものと期待しております。」

 

発 表 者:松村公仁(まつむら・きみよし)アナトリア考古学研究所研究員、ビュクリュカレ遺跡発掘隊長

 

定  員:300名(先着順)

 

 

<申込要領>
*アナトリア考古学研究所 ( tokyo@jiaa-kaman.org )へ電子メールにて、5月24日(水)までにお申し込みください。

 

*申込メールは、件名「第278回アナトリア学勉強会」とし、
本文に ①氏名 ②所属(一般/学生 , 大学・所属団体等) ③E-MAIL ④電話番号 を入力下さい。 

 

*お申し込みを確認後、受付完了のメール(tokyo@jiaa-kaman.org のアドレスより返信)をお送りします。
 受付完了メールを以って、参加可能となります。ネット不具合等の場合もありますので、
 3日経っても当研究所よりメールが届かない場合は、再度メールにてお問い合わせください

 

*なお、今回はZoomライブ配信のみとなりますのでご注意下さい。

 

*Zoomライブ配信によるアナトリア学勉強会の動画の公開が始まりました。< http://www.jiaa-kaman.org/jp/seminar-m.html#220610>

 

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(公財) 中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所
〒181−0015 東京都三鷹市大沢3-10-31  開館日:月・火・水・金
TEL: 0422-32-7665  / FAX: 0422-31-9453
E-mail: tokyo@jiaa-kaman.org
http://www.jiaa-kaman.org/
※お問い合わせ等は上記メールアドレスにお願い致します。

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