2023年4月17日開催
中近東文化センター講演会のご案内
1979年に三笠宮崇仁親王殿下が設立された中近東文化センターは、三笠宮記念図書館、博物館、アナトリア考古学研究所を基本として活動を行ってまいりました。これまでの活動を概観しますと、博物館における企画展示、三笠宮記念図書館の文献資料収集、中近東世界でのエジプト、トルコの発掘調査など、日本における古代中近東研究の礎の一部を担ってきたと言っても過言ではないでしょう。
ご存知のように、2019年末からの新型コロナ感染症の世界的流行により、社会活動はあらゆる面において静止状態に陥ってしまいました。中近東文化センターでも博物館、図書館は閉館状態になり、発掘調査も中止や規模の縮小を余儀なくされました。しかし、2023年に入り、世界はその閉塞感から徐々にではありますが解放されつつあります。この様な状況の中で、中近東文化センターも従来の活動を徐々に再開し、その本来の設立趣旨に立ち還り、古代中近東研究に貢献すべくその活動を展開していく所存です。同時にその活動を広く社会に報告していくことも重要であると考えております。ここに中近東文化センターの新たな活動の第一弾として、連続講演会を企画いたしました。
その第I期は「三笠宮崇仁親王殿下とオリエント学」というタイトルの下、下記の通り、彬子女王殿下、中田一郎先生、池田裕先生と大村幸弘が対談する形で、三笠宮崇仁親王殿下がオリエント史を研究なさり、中近東文化センターを設立された背景などを、殿下との思い出を交えながら語って頂きます。
新型コロナウィルス感染症に対してはまだ慎重に対応しなければいけない時期でもあり、第I期は、対談そのものは中近東文化センターにおいて対面で行いますが、皆様にはオンラインでご参加いただきます。
中近東文化センター講演会
第 I 期:三笠宮崇仁親王殿下と古代オリエント史
第1回:2023年4月17日(月) 15:30〜16:30(日本時間)
彬子女王殿下(中近東文化センター総裁)
『ある皇族の100年―三笠宮崇仁親王殿下とその時代―』(企画展)を振り返って
参加方法:Zoomライブ配信
※ネット環境が不安定になる場合があります。途中、配信に不具合がおこる可能性もありますので、予めご了承下さいますようお願い申し上げます。
定 員:300名(先着順)
<申込要領>
*アナトリア考古学研究所 ( tokyo@jiaa-kaman.org )へ電子メールにて、4月6日(木)〜4月12日(水)にお申し込みください。
*申込メールは、件名を「中近東文化センター講演会」とし、本文に ①氏名 ②所属(一般/学生 , 大学・所属団体等) ③E-MAIL ④電話番号 を入力下さい。
*お申し込みを確認後、受付完了のメール(tokyo@jiaa-kaman.org のアドレスより返信)をお送りします。
受付完了メールを以って、参加可能となります。ネット不具合等の場合もありますので、3日経っても当研究所よりメールが届かない場合は、再度メールにてお問い合わせください。
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(公財) 中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所
〒181-0015 東京都三鷹市大沢3-10-31 開館日:月・火・水・金
TEL: 0422-32-7665 / FAX: 0422-31-9453
E-mail: tokyo@jiaa-kaman.org
http://www.jiaa-kaman.org/
※お問い合わせ等は上記メールアドレスにお願い致します。