【参考情報】
2022年2月26日
中東音楽レクチャー・コンサート
第3シリーズ
「アナトリアのアレヴィー −音楽は語る−」
バルカン半島からアナトリア地方まで、広い地域に居住するアレヴィーたち。アレヴィーは、音楽を多用する独特の宗教儀礼「ジェム」が今日、民族音楽研究において世界的に知られています。
トルコ共和国マラシュ出身のウラシュ・オズデミル氏が第1部でアレヴィーの音楽について語り(トルコ語、通訳付き)、第2部では伝統楽器であるサズやルズバを演奏し、歌う、レクチャー・コンサートをご案内いたします。
<ウラシュ・オズデミル氏 略歴>
1976年生まれ。音楽家で民族音楽学者。トルコ南東部に位置するマラシュに生まれ、アレヴィーとしてその伝統に親しむ。1990年代後半から2000年代にかけてはトルコで少数派・少数民族の音楽を扱うことで有名なカラン・ミュジークの仕事に携わり、現在はイスタンブール大学付属音楽院で教鞭をとる一方で、アレヴィーの音楽に関して研究を続け論文を執筆。多くの著名な演奏家とも共演し、共演者にはアレヴィーのアーシュクとして名高いデルトリ・ディヴァニやイランにおけるクルド音楽の大家アリー・アクバル・モラディーなどがいる。作曲家として映画音楽にも携わるなど、多方面で活躍している。
<詳細>
日時:2022年2月26日(土)
16:00〜18:00(オンライン開催)
第1部16:00〜 レクチャー(トルコ語、通訳付き)
第2部 17:00〜 コンサート
申込:https://forms.gle/AdCBxpcpX5f92UY79
*参加ご希望の方は上記アドレスからご登録ください。
後日、オンライン開催に関する案内をご連絡いたします。
問い合わせ:memusic.tokyo@gmail.com(飯野)
主催:JSPS科研費課題番号18H00626基盤研究(B)
「中東少数派の音文化に関する研究−共有と非共有に着目して−」
(研究代表者 飯野りさ)