株式会社ニップンは日本・トルコ協会に入会して以来25年以上、様々な活動を通じてトルコと日本の友好的な関係の構築に携わってまいりました。 その一部を紹介させていただきます。
1997年、協会に入会。2010年から7年間は弊社前会長の故・澤田浩が協会の会長を務め、2014年には彬子女王殿下の総裁御就任後初のトルコ訪問に随行いたしました。
日土修好125周年の2015年には、協会からイスタンブール海事博物館への軍艦模型「比叡」の寄贈に際し現地の式典に出席し、和歌山県串本町で開催されたエルトゥールル号海難事件の追悼式典にも参加いたしました。
同年公開された両国合作の映画「海難1890」 にも協賛させていただきました。
2017年には弊社にて「第71回トルコの夕べ」を開催させていただきました。大村幸弘中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所所長に旭日双光章受章記念講演を行っていただき、協会総裁の彬子女王殿下とメリチ前駐日トルコ大使夫妻にもご臨席を賜りました。
2019年のトルコ文化年には「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」に協賛いたしました。
1998年から日本・トルコ協会主催のトルコ料理教室にも協賛しており、これまで故ウナイドゥン前駐日トルコ大使(第20回記念教室)、メリチ前駐日トルコ大使夫人(第55回記念教室)などにもご参加いただきました。
2023年7月には、同年2月に発生したトルコ南部地震に対する復興支援もかねて弊社本社ビルにて第68回トルコ料理教室を協会様と共催させていただきました。コルクット・ギュンゲン駐日トルコ共和国大使もご来場くださり、トルコの郷土料理や現地の写真、トルコ雑貨等を通じて、参加者の皆様にトルコの豊かな文化を感じていただくことができました。
食関連では、2014年来過去6回、中央アナトリア所在の中近東文化センター附属アナトリア考古学研究所向けに、パスタ、小麦粉、プレミックス、乾麺、ドレッシングなどの弊社製品を提供しており、カマン・カレホユック遺跡等の発掘作業などをされている現地スタッフ、海外各地から来所される研究者・学生の皆様の食事に活用いただいております。
お好み焼きや茶そば等の日本料理のみならずピデ(トルコ風ピザ)やキョフテ(トルコ風ミートボール)など様々なメニューに弊社製品をご使用いただいておりますが、世界各国の皆様から大変好評とのお声をいただいており、今後も引き続き協力させていただく予定です。
災害支援としては、2005年に神戸・トルコ被災地児童サッカー交流大会に協賛したことを始まりとして、2011年のトルコ東部地震、2020年のイズミル大地震発生時に協会様を通じて募金させていただきました。2023年2月のトルコ南部地震については、先述のトルコ料理教室の参加費及び会場で集まった募金を含めた協会様経由での寄付の他、国際連合世界食糧計画(WFP)協会、国際開発救援財団を通じて寄付を行いました。
グローバルな供給体制を目指し2016年よりトルコ産パスタを輸入しており、世界有数の高品質デュラム小麦の生産地であるトルコのパスタをお客様にお届けしています。
日本・トルコ国交樹立100年の歴史のなかで両国の関係強化に関わってこられたことに感謝するとともに、食文化をはじめ今後も多様な形でトルコと日本の関係を発展させられるよう取り組んでまいります。