日本とトルコ 100年の歩み

日本・トルコ外交関係樹立100周年

関西ペイント株式会社

関西ペイント株式会社

当社とトルコの繋がりは、日系重工メーカーが手掛け、日本・トルコ友好のシンボルとも言われるボスポラス海峡第2大橋の新設工事向けへの重防食塗料の供給から始まりました。
本プロジェクトへの参画の機会を得たことにより、当社はトルコでの事業拡大の好機を享受することとなりました。

1992年には、日系自動車メーカーのトルコでの創業を機に、ローカルパートナーと技術提携関係を樹立し、当社の技術により、現地での自動車塗料の生産・供給を開始いたしました。その後、2007年に当社が51%の資本出資を行い、当該パートナーと合弁会社(=Kansai Altan Boya社)を設立いたしました。自動車、工業、防食、自動車補修用などの多種多様な塗料をイズミールからトルコ国内外のお客様へ供給しています。

Kansai Altan社のロゴ
Kansai Altanのロゴ
Kansai Altanの工場
Kansai Altanの工場
Kansai Altanの塗料が使用されている日本とトルコのJVが建設した「オスマン・ガーズィー(イズミット湾横断橋)」
Kansai Altanの塗料が使用されている日本とトルコのJVが建設した「オスマン・ガーズィー(イズミット湾横断橋)」

2016年には、トルコ国内の大手建築用塗料メーカー(Polisan Boya社)の株式50%を取得し、Polisan Kansai Boya社を設立しました 。2019年には、イスタンブール郊外のゲブゼ工業団地において、当社グループの中でも最新鋭の全自動建築用水性塗料の新工場を建設いたしました。トルコ全国の塗料販売店やホームセンターを通じて、一般住宅用の内装・外装塗料の供給に加え、イスタンブール新空港やチャム・サクラ病院等の大型物件にもご採用いただいております。また、トルコ南東部地震災害復興のための塗料供給においても、その一端を担っております。

Polisan Kansaiロゴ
Polisan Kansaiロゴ
Polisan Kansaiの新工場
Polisan Kansaiの新工場
Polisan Kansaiの製品(Elegansシリーズ)
Polisan Kansaiの製品(Elegansシリーズ)
日本が参画している「バシャクシェヒル松と桜都市病院」ではPolisan Kansai製品が使用されている
日本が参画している「バシャクシェヒル松と桜都市病院」ではPolisan Kansai製品が使用されている
イスタンブル新空港の鉄骨部にはKansai Altanの塗料、内装にはPolisan Kansaiの塗料が使われている
イスタンブル新空港の鉄骨部にはKansai Altanの塗料、内装にはPolisan Kansaiの塗料が使われている

関西ペイントは、先人たちが大切にしてきた“恩返し”の気持ちを忘れることなく、日本・トルコの両国の長きに亘る友好関係に支えられながら、総合塗料メーカーとして、欧州における重要な生産拠点であるトルコより、塗料事業で培った先端の技術力と有能な人材を最大限に活かした製品・サービスを通じて、ポテンシャルに溢れるトルコ及びその周辺国の発展に貢献してまいります 。

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